最近

少し前に

海外にホームステイをしていた人のホームステイ宅の話をきいた。

シングルマザーのお宅で、ママは自宅で仕事。ひとり娘を朝夕学校に送迎する。その間だけ自宅で仕事。娘が帰ると一緒に食事を作り食べたら夜は映画をゆっくり見て9時には寝る。土曜日には全ての家事を娘とやるけど平日は何もせず、娘との時間を大切にする。と言う話。

なんて贅沢なんだろう。素敵だと思ったが、自分には出来るだろうか?


自粛の日々。

子供達三人とママが24時間いっしょな毎日が思いがけずやってきた。シングルマザーでまさかの時間。どんなに子供達と居たくてもこんな時間は今までなかった。

リビングのテーブルと椅子を捨てた。

着の身着のまま出て来た後に買ったちゃぶ台をまた、出してきた。

4人の顔が近くなった。

食卓にまた、みんなが来る事が増えた。

下の子と姉の笑い声、下の子と兄がふざけあったり並んでゲームをしている。兄姉がニコニコお喋りしている。

そんな時間があるようになった。


やって見たかったホームステイ宅のお話。

今、実践してみている。


海外のホームステイ宅のママは

子供にさみしい思いはさせたくない。そのための生活だと言っていたそうだ。


ひっくり返ることもあるちゃぶ台だけど

出来るとこまで毎日いっしょにいよう。

映画も見よう


大事な今だと思う。

家の中から

外に出れない生活が始まって、

私は母、先生、仕事、家事、、、、なんでも1人でやらなくてはならなくなった。

もちろん、少しだけど子ども達も手伝いはしてくれる。

世界中のニュース、日本と海外とどうやら違うのに違和感を感じながら、これから、どうしたらよいのだろう。


いずれどこかでは仕事にいくだろうし、それもなにが続くのかわからない。子供達に尋ねられても答えが決まっていることももうない気がする。

子供達とたくさん話すことによって見えてきたこと、わからないままななこともある。決められないことも、


私は子供達と暮らせる貴重な時間は大好きだしかけがえがないと思う。だけれど家族はもうひとりいる。

ここにはいないけれど、朝に夕に子供達を気遣い、世界のニュースを伝えながら、それでも楽しく暮らすように教えてくれる。

こうでありたいとか何をして生きたいかはみんな違う。

長年大切にされて

素晴らしい人だと思う。子供達にもそう伝えている。


自分がひとりなのが寂しいなどいっては

いけない気がするけど

電池が切れたように動けない日もある。

どうか、幸せになってほしい。

そして私は諦めずもっと深く広く理解し

笑顔でいるように

なりたい。


息子と衝突した。

泣くつもりはなかったけれど、怖くて悲しくてずっと泣いた。

前と違うのは

しばらくして

息子はさっきはごめんなさい。と言いに来てごはんを食べにやってきた。今までそれはなかった。

優しい息子である。

息子も娘も優しい。私が強くこうだと決めて動くのはとくいではないが、この3人の子供達にも

私の大切な人は素晴らしいし、優しい人で強い人だと伝えていきたい。

私にとって大切な家族

みなに出会えて幸せだ。

私は大切な人のそばにいたい

桜が咲きました。


桜が咲いた時、上の双子が生まれました。

17年も前ですが、2人を祝福しているかのようでした。


下の娘はもうすぐ夏になるような日でした。


家からあまり出かけない生活が続きます。


私の大切な人はなかなか会うことが出来ません。

あいたいなぁ

話したいなぁ


想うたびに、下の娘が

大切な人から聞きたい言葉を言ってくれます。

何も伝えてないのに。

そっくりな笑顔で言います。


ありがとう